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Chapter4:揺らぐ存在認知1996年 -
写真を生業とすれば、意に反したものも撮らなければならない。
そう考え作り出したMALというキャラクター。
しかし振り返ってみれば、そこで撮った全ての写真は自分の存在そのものでした。
雑誌の表紙や広告など、魂を削りながら撮影したそれらの写真(媒体)を通し、普通に生活していては得られなかったであろう数多くの方々からいただいた莫大なストローク(存在認知)には、今も心より感謝しています。
しかし移り変わる状況の中で私が選択した行動は業界引退。
というよりも、フォトグラファーそのものを止めることでした。

MAL
6月28日


Chapter2:はじまりのポートレート1994年
ずっと気になっていたその男性は、いつも同じ場所、いつも車椅子の上で弱々しく項垂れ、顔を見ることもできない状態でした。
しかし、写真を撮らせてくださいと声をかけると、
「もちろんだよ」
そう言って、この写真そのままの佇まいを見せてくれました。
撮影後に彼からかけられた
「俺はここから応援している。絶対有名になれよ。」
という言葉と、「もちろんだよ」と答えながら突然空気が変わったあの瞬間は今も忘れられず、彼に対する尊敬と感謝の気持ちはずっと持ち続けています。
少し演出された心の外在化のために撮っていた作風は、パリで発表することにより一段落していましたが、その次のステージになるで

MAL
6月25日


存在認知の原点
私がまだ出版広告業界にどっぷりと浸っていた頃、フォトグラファーとしての自らの立ち位置(目的)や価値(ギャラの高さや仕事の質)を意識し過ぎたあまり、気づけば自分を見失っていました。
その時、今一度自身のルーツを辿り、
自分は何者なのかを確かめるために、
故郷の人々のポートレートを撮ったことがあります。
あれは二十数年前のことで、その時間は、いくつもの気づきとともに、幼少の頃から抱えていた大きな問題の解決へと繋がる、想定外の収穫と

MAL
4月22日


ポートレートによる存在認知(ストローク)より / Photographer MAL / 丸本祐佐
ポートレートを撮影後の写真セレクト時には、毎回必ず選ぶコマがあります。
それは1コマ目。
1回目のシャッターです。
さらにそれを本番用に選ぶことも珍しくありません。
写真の使用目的にもよりますが、

MAL
4月10日


存在認知(ストローク)/ あなたがそこにいること、私がここにいること
ジャンルやスタイルが異なっても、根底にあるコンセプトは変わらない。
だからこそすべての作品は繋がっている。
それは写真だけでなく、言葉、映像、音楽とも自然に結びつき、
「存在認知/ストローク」というひとつの視点が、僕のすべてのアウトプットを統合している。
作品制作とは、「表出-

MAL
2025年9月12日
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