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存在認知

フォトグラファーとして「存在認知」をコンセプトにポートレート撮影をしていますが、フォトグラファーである前にひとりの人として僕の根底にずっと在った「存在認知/ストローク」について、少しだけ書いてみます。

ストローク(存在認知)の定義は「あなたがそこにいることを、私は知っている」。

もう少し詳しくお伝えすると、ストロークとは言語・非言語を含めた人と人とのやりとり全てのことを言います。

ストロークを大きく分けるとプラスとマイナスがあり、プラスのストロークとは、褒める、ハグ、笑顔、共感などで、マイナスのストロークとは怒こる、殴る、睨む、否定、など。

個人がどんなストロークを行うのかは、幼少の頃からの環境や人間関係、コミュニケーションの質によってその人の習慣となっています。

ストローク(存在認知)が無いと人の心は生きていけません。

故に人が不安に陥ったり恐怖を感じるのは無視無反応でストローク(存在認知)の無い状態。

本来はプラスのストロークが欲しいのですが、プラスのストロークを貰えない状況にある人はマイナスのストロークを得ようとする行動に出ます。

いくつか例をあげてみます。

愛情を貰えない子どもが悪戯をしたり泣き叫んだり、暴れたり、誰かに危害を加えてしまったりするのは、プラスのストロークが貰えないならマイナスのストロークでも良いから頂戴という行動である場合が多く、それは子どもに限らず大人にも同じことが言えます。

しかしもちろん、プラスのストロークはプラスのストロークでしか得ることができません。

日常でよくあることのひとつとして、メッセージしたのに既読がつかなかったり、既読がついたのに返信が無いと(無視無反応の状態)、人は不安な状態に陥り易くなります。

そうなるとストローク欲しさに返信を待たずして更にメッセージを送ってしまう場合もあり、その時どんなストロークが欲しいのかはその人が持つ習慣やその時のコンディション、表現(表出)の仕方や行動などでも変わってきます。

またSNSなどの個人の発信を見ていても、その人がどんなストロークが欲しいのかが見て取れますし、ストローク(存在認知)を得る手段としてSNSを活用している人も多いのではないでしょうか。

しかし残念ながらそれを意識できている人はとても少ないと、僕は想像してます。

ほんの少しだけストローク(存在認知)についてお伝えさせていただきましたが、

それ無くして人の心が生きていくことは不可能であり、故に質の高いストロークを交換することで人は幸せを感じることができます。

続く...

© Photographer MAL 1990-2020 by Marumoto Yusuke

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